北海道ベンチャーキャピタル松田社長退任へ 業績不振引責

地域密着型ベンチャー企業投資会社の草分け的存在である北海道ベンチャーキャピタル（ＶＣ、札幌）は、松田一敬（いっけい）社長（４８）が今月末で退任し、後任に三浦淳一取締役企画室長（３６）を昇格させる人事を固めた。
　景気低迷の影響で０８年３月期から３期連続赤字を計上するなど近年は業績が伸び悩んでいた。松田社長の退任は「事実上の引責辞任」（複数の株主）との見方が支配的で、後任に三浦取締役を据えて世代交代し、立て直しを図るとみられる。
＜北海道新聞４月１３日朝刊掲載＞





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