FVCは苦境を脱せるか?~個人創業から上場した独立系ベンチャーキャピタル
ベンチャーナウ
近年ベンチャーキャピタル(VC)の年間投融資額は、2006/4-2007/3の2790億円をピークに大きく落ち込んだ。2009/4-2010/3は投資事業有限責任組合法が施行された1998年以降で初の1,000億円割れとなった。一部VCには復調の兆しもみえるが、全体的にはいまだ冬の時代といえる。このような状況下、1998年11月に日本初の投資事業有限責任組合(フューチャー一号投資事業有限責任組合)を組成したフューチャーベンチャーキャピタル(8462、ジャスダック、以下FVC)が苦しんでいる。
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